緑と清流

「自然を楽しむ♪」 が活性化したらいいな

引いてしまった風邪をやり過ごす方法

「身体を温めておくこと」「胸腺マッサージ」を自宅療養期間にやっていたが、私自身の体調は、喉が痛く咳が出る症状だけにとどまり、何とか子供の世話をすることができました。果たして、この行動は良かったのかと後々気になり、野本先生(

こころとからだの声に、耳を傾ける | れんげそう庵 )に連絡して聞いてみました。

*************************

胸腺マッサージや、胸腺やのど、首をあたためるのは、風邪をやりすごすのに、とてもいいやりかたです。

ぜひ、ご自身の経験を、周りの方にお伝えください。

快医学では、リンパ系教育機関である胸腺のほかに、肝臓(右肋骨)、お腹、腎臓(腰)、足の裏など、身体の土台となる基本の臓器の温熱手当と、リンパ系の最大の臓器である脾臓(脇腹)の温冷刺激も合わせてやることをお勧めしています。基本の内臓の温熱手当てをすると、内臓の働きが活性化し、ウィルスや細菌を排除する免疫力や、病理産物を排せつする力や、体力を回復させる力が高まり、身体の土台がしっかりしてくると、楽に風邪(コロナも含めて)を乗り越えられます。

具合が悪い時は、小型アイロンや、ドライヤー、湯たんぽなどを利用して、ぜひ基本の内臓の温熱の手当てをやってみてください。

温めることで、血液やリンパの循環がよくなり、リンパ球の動きが活発になり、細胞内の酵素の働きが活性化して、代謝が促進されるといわれています。
感染した時に発熱するのは、ウィルスや細菌をやっつけるために、身体が熱をあげて対戦しているためです。

だから、熱が出ている時には、無理に薬で熱を下げるのでなく、身近なものを使って手当てして、少しでも楽に気持ちよく発熱の時期を過ごすことで、自分の免疫の力でウィルスや菌を抑え込むことができます。

野口整体創始者 野口晴哉さん(1911-1976)は、「風邪の効用」と言う本を書いておられて、風邪を上手に引くことで、身体のリセットができると伝えてくれています。




マッサージをすることも、皮膚を刺激することでリンパや血液循環を良くして、摩擦熱で温めることにもなります。

すでにご存じかもしれませんが、快医学を始めた、私の師匠の瓜生良介氏が書いた、『健康への羅針盤 いのちの法則 快療法 瓜生良介著』 の中に、胸腺マッサージについて項目があります。

 




また、「家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法」東城百合子著 も、お勧めです。私が子育てしている時に、ずいぶんお世話になりました。風邪の時の梅醤番茶や、こんにゃく音湿布、中耳炎の時はユキノシタ、など、いろいろ書いてあります。




*************************


他にも風邪の時に良い食べ物とか、熱の時の手当てとか、言い出したら、きりがないくらい、いろんな自然療法があるようです。いろいろ、調べてみたら面白いですよと教えて下さりました。

このブログを読んで、少しでも、快医学や自然療法に関心を持ってくださる方が増えると嬉しいです。


このメッセージを頂き、とても感謝していると同時に、まだまだ私は知らない事が多いので、子供を育てながら学んでいこうと感じました。